スクラム型経営サポーターの未来

モットーは「結論ファースト!曖昧な記事にしない!」

【第2弾】シリーズ「中小企業診断士の2次試験をたった『2ヶ月』で突破する独学学習法」~敵を知り、戦略を立てる編

こんにちは!ソムタム99です。

 

これから何回かに分けて、中小企業診断士2次試験を攻略する学習法を書いていこうと思います。

 

題して、シリーズ中小企業診断士の2次試験をたった『2ヶ月』で突破する独学学習法」です。

 

このシリーズでは、私が試行錯誤を重ねて辿り着いた中小企業診断士2次試験の解法パターンを明らかにしていきます。

 

ストレート合格を目指す受験生はもとより、二次試験をなかなか突破できない多年度生が学習方法を見直すきっかけとして、ぜひ読んで欲しいですね。

 

更新情報をTwitter上で発信しますので、ぜひフォローをお願い致します!

f:id:somtam99:20200610185411p:plain

今回は、第2弾「敵を知り、戦略を立てる」編です。

 

 第0弾で私の「合格への軌跡」を載せていますのでこちらも見て下さい。

somtam99.hatenablog.com

 

目次 

 

敵を知りましょう!

中小企業診断士の2次試験とは?

まずは、一般論から。

◆試験科目は次の4科目(各80分、100点満点)

・事例Ⅰ(組織・人事)

・事例Ⅱ(マーケティング・流通)

・事例Ⅲ(生産・技術)

・事例Ⅳ(財務・会計) の4科目

◆事例を読んで設問に答える論述式(ここでは口述試験は別と考えます)

◆合格基準は「平均点で60点以上、かつ、40点未満の科目が無いこと」

 

1次試験と大きく異なるのは、論述式であることですかね。

あとは、模範解答が公表されないことです。

 

まず、敵(2次試験)を知るうえで重要なポイントは、事例Ⅰ~Ⅲと、事例Ⅳは切り分けて考える必要があることです。

◆事例I〜Ⅲ:点数が学習時間と比例しない

◆事例Ⅳ:点数が学習時間と比例する

 

その理由は、模範解答が公表されない2次試験ですが、事例Ⅳは数値で回答する問題が多く、解答が明確に存在するためです。

 

一方、事例Ⅰ~Ⅲは模範解答が公表されません。

ここで、受験生は頭を悩ませるわけです。

「模範解答が無いのに、どうやって対策すればいいのか…?」

 

そこで事例Ⅰ~Ⅲで重要になるのが、解法パターンの確立です。

解法パターンさえできてしまえば、時間をかける必要は無いのです。

重要なのは、数をこなすことではなく、じっくりと「思考回路」を作っていくということです。

 

私が試行錯誤してたどり着いた「ソムタム99流解法パターン」は、順を追って解説していきますからね。

 

さて、「事例Ⅰ~Ⅲは点数と学習時間が比例しない」「事例Ⅳは学習時間と点数が比例する」ことを認識してもらえたでしょうか?

 

そうすると、学習時間をどこに重点を置けば良いかは明白ですよね。

 

そうです、事例Ⅳですね。

つまり、学習時間は事例Ⅳを中心にして計画を立てる必要があります。

 

その学習計画の立て方については、次回以降に書いていきたいと思います。

 

この記事では、次のことだけ認識しておいて下さい。

・事例Ⅰ~Ⅲは学習時間と点数が比例しない。

・事例Ⅳは学習時間と点数が比例する。

・学習計画は事例Ⅳを中心に考える。

 

では、続いて、戦略を立てていきましょう!

 

闇雲に学習していては2ヶ月では到底合格できません。

「戦略を立て、戦術を決めて、PDCAでブラッシュアップしていく」まさに経営コンサルタントに必要な能力ですね。

 

さて、戦略の立て方を簡単に言うと、次のイメージです。

f:id:somtam99:20200610201410p:plain

 ◆手順

①目指す姿を思い描く(モラール向上!)

②目指す姿になるための目標の設定

③現状を把握する

④現状と目標のギャップを把握する

⑤ギャップを埋めるための課題を整理する

⑥課題を乗り越える方法を考える

⑦実行に移す

⑧定期的な見直し+改善

 

このステップを順に追って考えていきます。

面倒くさいと思うかもしれませんが、このサイクルを愚直に繰り返すことが最も早道なのです。

 

ここでは私の考えや経験に基づいて書いていきますね。

 

本来、戦略や戦術は十人十色です。

とはいえ、中小企業診断士の二次試験という同じ敵ですので、共通部分も多いと思います。

 

目指す姿を思い描こう!

中小企業診断士の二次試験に合格している自分を思い描く。

つまり、「平均点で60点以上、かつ、40点未満の科目が無いこと」を達成した自分ですね。

 

その目指す姿になるための目標は?

各科目の目標点数を決めましょう。

 

目標点数の設定パターンは、大きく2つあります。

◆王道型:学習時間に点数が比例する事例Ⅳで点数を稼ぐパターン

(例)事例I  55点、事例Ⅱ 60点、事例Ⅲ 55点、事例Ⅳ 70点

◆バランス型:全科目で平均的に点数を稼ぐ方法

(例)事例I 60点、事例Ⅱ60点、事例Ⅲ60点、事例Ⅳ60点

 

この目標設定は、各人によりますが、

財務会計に苦手意識がない人は①王道型財務会計に苦手意識がある人は②バランス型で良いと思います。

財務会計が得意な人は、事例Ⅳの目標点数をもっと上げてよいかもしれません。

 

二次試験問題に触れたことないという人も目標は設定して下さい。

目標があるのとないのとでは、意識が変わりますので。

 

ちなみに、私は、財務会計が苦手でしたので、バランス型でした。

なんせ5月のLec二次ステップアップ模試で事例4は0点でしたから…。

 

私の過去の点数は第1弾で公開していますので、こちらも見て下さい。

somtam99.hatenablog.com

  

1次試験が終わるまでは、このあたりまでイメージしておけば良いです。

 

第1弾でも述べていますが、1次試験の自己採点で合格濃厚だと分かってから、2次試験対策を始めればよいと思います。

1次試験が合格しないと、2次試験を受ける権利すらありませんからね。

 

では、1次試験後、自己採点が終わり、合格濃厚だと想定し、次に進めましょう!

 

現状を把握して、目標とのギャップを確認しよう!

過去問を1年分、時間を測って解いてみて下さい。

 

「え?いきなり?」と思うかもしれませんが、「いきなり」です!

よくあるのが、「参考書を一通り読んでインプットしてから、過去問に取り組む」ですが、これは間違っていると思います。

時間が無い中で、敵を知り、現状を把握するには、過去問をいきなり解くのが正解です。

 

むしろ、私から言わせると、「インプットは一次試験で終わらせてきて下さい」です。

「1次試験が合格してから二次試験の対策を始めれば良い」というのはこういう考えからも来ているのです。

2次試験の対策中に、インプットしている余裕は基本的にありません。

アウトプットに全力投球です。

 

で、いきなり過去問を解くと、びっくりするくらい出来ないと思います。

ガックシ落ち込むかもしれません。合格なんて到底無理だ、と思うかもしれません。

でも、大丈夫です。

私も最初は111点(Lecステップアップ模試。2次試験問題を初見)しか取れませんでした(第1弾「点数大公開」編、参照)。

 

ここで大事なのは、今の実力を知ることです。

そして、目標とのギャップを把握し、そのギャップを埋めるための戦略を考えることです。

 

ちなみに、採点ですが、「ふぞろいな合格答案」という参考書を使えば良いです。 

二次試験対策に必要な教材については、次回紹介しますね。

 

目指す姿を思い描き、目標を設定し、現実が把握できましたでしょうか?

ここまで出来たら、下準備が完了です。

 

さぁ、次回は、第3弾「教材準備」編です!

目標に辿り着くために相棒を準備しましょう。

 

 ↓↓↓第3弾「教材準備」編はこちら。

somtam99.hatenablog.com

 

 

更新情報をTwitter上で発信しますので、ぜひフォローをお願い致します!

 

※受験生が最も気になる話題。

 中小企業診断士は「稼げるのか」について私なりにまとめていますので、ご覧ください。

 

somtam99.hatenablog.com

 

グッバイ!

ソムタム99


中小企業診断士の認知度アップ・価値向上に取り組んでいます。
活動の後押しのために、ご協力ください。
↓↓↓
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村