【第4弾】シリーズ「中小企業診断士の2次試験をたった『2ヶ月』で突破する独学学習法」~学習計画編
こんにちは!ソムタム99です。
これから何回かに分けて、中小企業診断士2次試験を攻略する学習法を書いていこうと思います。
題して、シリーズ「中小企業診断士の2次試験をたった『2ヶ月』で突破する独学学習法」です。
このシリーズでは、私が試行錯誤を重ねて辿り着いた中小企業診断士2次試験の解法パターンを明らかにしていきます。
ストレート合格を目指す受験生はもとより、二次試験をなかなか突破できない多年度生が学習方法を見直すきっかけとして、ぜひ読んで欲しいですね。
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今回は、第4弾「学習計画」編です。
↓↓↓合格までの点数の推移を公開していますので、こちらもご覧ください。
これまで第2弾で戦略を立て、第3弾で教材を準備しました。
今回はその教材を使い、どのように学習を進めていくか、説明をしていきます。
目次
学習の全体的な進め方
ざっくりイメージですが「事例Ⅰ~Ⅲ:事例Ⅳ=3:7」の割合です。
理由は、第2弾でも書いていますが、次の通りです。
◆事例Ⅰ~Ⅲ:学習時間と点数が比例しない。
◆事例Ⅳ:学習時間と点数が比例する。
↓↓↓詳細は、第2弾「敵を知り、戦略を立てる」編をご覧ください。
当然、学習時間と点数が比例する事例Ⅳに時間を費やすべきですよね。
そして、事例Ⅰ~Ⅲは解法パターンに沿って、過去問でひたすら演習です。
学習の仕方は?
ここでは、必要なテキストが準備しているという前提で話を進めます。
↓↓↓準備すべき教材は、第3弾「教材準備」編をご覧ください。
「事例Ⅰ~Ⅲ」と「事例Ⅳ」のそれぞれの学習の仕方は次の通りです。
事例Ⅰ~Ⅲの学習の仕方
◆使うテキスト:ふぞろいな合格答案と過去問
◆学習の仕方:まとまった時間をとって、過去問1事例ずつを演習する。
まとまった時間と言うのは、試験時間の80分です。80分で時間を計りながら、過去を解きます。採点は「ふぞろいな合格答案」でやります。
事例Ⅳの学習の仕方
◆使うテキスト:事例Ⅳ特化型テキスト
細切れの時間を活用し、大問を1つずつ解いていきます。問題は繰り返し解きますので、絶対に記入はしないで下さい。記入したい場合には、コピーをしましょう。とにかく、テキスト自体は綺麗なままにしておいて下さい。
↓↓↓私はこちらを使いました。おすすめですよ!
このテキストは、設問の種類別に構成されており、重要度もA~Cで分かれています。私は、重要度Aを3回繰り返し、少し重要度Bをかじって終わりました。重要度Cはやっていません。
2か月間の学習スケジュールは?
自分の例をお話しします。おそらくこれが最も効率的に点数を上げるスケジュールだと思います。
最初の1ヶ月間
事例Ⅳ特化型テキストを徹底的にやる。事例Ⅰ~Ⅲは2事例/週ぐらい(=8事例)。ほとんどの時間を事例Ⅳに費やすことをお勧めします。
次の1ヶ月間
事例中心の学習を進める。ただし、事例Ⅳ特化型デキストは毎日触れる。事例Ⅰ~Ⅳは「1事例/平日」+「2事例/休日」(=38事例)
私の場合、過去問は結局4年分を解いて終わりました。その4年分を3回繰り返して解きました。計算すると、4年分×4事例/年×3回=48事例ですね。上のスケジュールでいくと、46事例なのでほとんどずれていないと思います。
二次試験の事例を「数」で主張している方がいるようですが、私は間違っていると思います。大事なのは「密度」です。
「密度」というのは、「正解の根拠を理解しているか」「次に同じような問題が出たときに自力で再現できるまで定着しているか」です。
そこまで到達するには、同じ問題を最低3回は解く必要があります。
なので、自分が確保できる学習時間を逆算し、3回解ける事例の数を決めて、その分だけ解いて下さい。そして、「正解の根拠を理解しているか」「次に同じような問題が出たときに自力で再現できるまで定着しているか」をクリアできるまで繰り返し解いて下さい。
「3回も解いたら、答えを覚えちゃうんじゃないの?」と思う方もいると思いますが、安心して下さい。覚えられませんので(笑)。むしろ覚えてしまうぐらい徹底的にやりこんで下さい。ただし、なぜその解答になったのか、までをきちんと理解して下さいね。
↓↓↓1次試験向けの記事ですが、しっかりと頭に定着させる学習の考え方は、こちらでも紹介しています。
まとめ
2ヶ月間での私の学習量は、次の通りです。
◆事例Ⅳ特化型テキスト(事例Ⅳ(財務・会計)の全知識&全ノウハウ)
重要度A×3回+重要度B少し
◆過去問
4年分×3回
恐らく、2次試験対策の学習量としてはかなり少ない方だと思います。この学習量で合格できる理由は、「正解の根拠を理解しているか」「次に同じような問題が出たときに自力で再現できるまで定着しているか」がポイントの試験だからです。長い時間学習すれば良いというわけでは無いのです。
そして、このポイントをクリアし、自力で再現するために必要なのが、「解法パターンの確立」なのです。
敵を知り、戦略を立て、テキストも準備し、学習計画も設定できました。
いよいよ次から「解法パターンの確立」に進んでいきます。
次回、第5弾「解法パターンの確立 vol.1」です。
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